建売住宅を買うまで – その6
注文住宅を諦めた時点で、家購入に関してはコスパ重視で行こうという風になりました。
コスパ重視で考えると真っ先に候補に挙がるのが中古戸建。
住宅(土地含む)を資産性で考えると中古戸建一択だという声も多いとか少ないとか。
そんならやってやろうじゃんかと、私も中古戸建を探す旅に出るのでした(何)
擁壁にそびえ立つ家
中古戸建を探す旅だとか大仰に盛っちゃったけど、実際に内見に行ったのは1件だけですテヘペロ。
築20年のお家で、5LDKと部屋数が多いこと、角地で日当たりが良いことがお気に入りポイントでした。
逆に良くないなと思ったポイントは、駅から遠いこと、買い物施設から遠いことでした。
建具の痛みなんかもわりと来ているなという感じで、5年後くらいの近い将来には手直しが必要そうでした。
内見するまでは水回りは新しくしたいなとぼんやり思っていたのですが、このお家に関しては綺麗に使っておられて、水回りリフォームは要らなさそうと思いました。
ただ1点、踏み切れない要因となったのは、わりと高めの擁壁の上に建っているということです。
「コンクリート擁壁 寿命」なんかで調べてみると、コンクリート擁壁の耐用年数は30~50年という情報がたくさん出てきます。
このお家は築20年なので、残り耐用年数は10~30年。
もちろん耐用年数なんて目安にしか過ぎず、実態よりは大体短めに設定されているもんだと思ってますが、10年20年後、この家に住み続けるにせよ売り払うにせよ一つの障害になるだろうなぁと思いました。
結局、他に選択肢はあるのにわざわざ擁壁のある土地を買わなくても良いよねということになり、このお家は見送ることにしたのでした。
新築建売という選択肢
その後もしばらく中古戸建を探していたのだけれど、希望エリアに出るものがやっぱり擁壁付きだったり、間取りの癖が強い~~というものだったり、なかなかピンとくるものが出てきません。
良さそうだなと思ったものも、やけに強気な値段設定なんですよね。
土地の値段は「相続税路線価 × 土地面積 ÷ 0.8」を基本とし、これに現在の景気だとか情勢だとかを考慮した「補正率」を掛け合わせて計算していました。
(相続税路線価は路線価マップで調べられます)
参考:路線価と実勢価格の違いを解説|路線価と実勢価格の調べ方や計算方法付き
これで土地の値段を出すと必然建物の値段がわかるのですが、築○○年でその値段つけちゃう~?という物ばかり。
そりゃ高く売りたいのはわかるのですが…。
結局なんらかの補修で建物価格以上のお金がかかることと、中古ゆえに建物の保証も無い(あるいは薄い)ことから、これは新築建売の方が余計なストレスが無いのではと思い始めるのでした。
※おねがい※
土地の値段の計算はあくまで自分を納得させるための手段として使っており、情報の正確性はありません。
この情報を鵜呑みにして価格交渉等をされても、一切の責任は負いません。