建売住宅を買うまで – その5
家に6800万円は出せーん！
ではいくらなら出せるのか。
家賃と同じくらいだとか、月の手取りの何割までだとか、色々と考え方はありますが、ウチの場合は以下のような考えで4500万円に設定しました。
- 現在の家賃は10万円
- 2～3万円上がるくらいならまぁOK
- 毎月の支払い13万円で金利1%、35年ローンとして4600万円くらい借りられる。
- 4600万円ってキリがよくないから4500万円にしとこっか（謎）
と、最後に謎の調整が入って4500万円になりました。
注文住宅を諦めた日
家を買うことを考えたとき、はじめは注文住宅を思い描いていました。
調べていた当時は、希望エリアの土地の値段が大体1500万円～3000万円くらい。
最寄り駅から遠くなれば安くなるし、近くなれば高くなります。
正直なところ、土地はもう良いとこ行っとこう！MAXベット！！という考えで3000万円を見ておきました。
良いところといっても上を見れば普通に億いってしまうので、我が家にとって常識的な範囲内というところで…
とすると、建物とか外構にかけられるお金は残りの1500万円。
外構は安く見積もっても100～200万円は絶対かかると思うので、建物は1300万円。
絶対条件として4LDKの間取りが必要なので、100平米（≒30坪）は欲しい。
1300万円 ÷ 30坪 = 坪単価43.3万円。
夜な夜な家系YouTubeを漁り、家を建てるなら高性能でシャレオツな家が良いなぁと思っていたわたくし。
窓はオール樹脂サッシで、UA値は0.6以下で、C値は0.7以下で、1種換気で、太陽光もりもりで、キッチンハウスのアイランドで、造作の洗面台で、ランドリールームがあって、乾太くんがあって…
そんな家が！！いまなら！！！
1300万円で！！！！？
建 つ は ず 無 い ！！！！
関係ないけど家系YouTubeって油こってりで美味しそうですね。
設備は無理だとしても、数値的な部分や間取りなんかは1300万円で叶えられたのかもしれません。
だけど正直この時点で『今現在買おうとしている家は私の終の棲家ではない』という気持ちになっちゃったんですよね。
今買う家は、人生の次の節目までの繋ぎの家だな、と。
そう考えると、コスパ優先で中古住宅か新築建売かという決断をするのでした。
家を買うのを先送りにするかも悩んだけど、例の高級分譲の見学時に娘が広い家で走り回っているのを見ると、私はいま家が欲しいのだ、となりました。