3年5ヶ月使ったウッドカーペットを剥がす
畳の部屋を木でできたカーペットでマルッと覆ってフローリングにしちゃおうぜ!
という大雑把すぎるアイテム、それがウッドカーペット。
我が家も旧居で使用していました。
部屋の形に合わせたカットも自分でやりました。
割りと簡単に切れますよ~みたいなこと書いてありますが、普通に大変なんですよねこれ…
防虫・防カビシートを敷いて…
完成した図です。
照明器具を入れる前だったので真っ暗です。
時間との戦いだったのもしんどかったですね。
このウッドカーペット、見た目フローリングになって素敵なのですが、畳を完全に覆ってしまうってことでやっぱりカビが心配なところです。
今回退去に伴い撤去したのですが、果たして3年5ヶ月が経過した後の畳はどうなっているのでしょうか。
ふつうにきれい
ではちょっと失礼しますよ…
あ、ふつうに綺麗そうですね。
カーペットが届かなかった部分が日焼けしちゃってますけど。
お~、全然大丈夫です。
1階かつ家族全員が寝る寝室として使っていた部屋なので、湿度的にはわりとイケイケだったと思うのですがカビ一つありませんでした。
防虫・防カビシートが効いたのでしょうか。
部屋水浸しにして放置したりしない限りは、ウッドカーペット使用時にカビの心配はあんまりしなくても良さそうですね。
ウッドカーペットを処分する
さてこのウッドカーペット、敷くのも大変ですが処分するのも大変です。
丸々全部を粗大ごみとして出せればまだマシなのですが、うちの地域では
ウッドカーペット(6畳以上)※180cm以下に切断せよ
という注釈がありました。
6畳の部屋いっぱいに敷いていたので、まぁ180cmは超えているでしょう。
そして長辺が180cm以下になるよう切断すると、確実に3個以上に分離してしまいます。
『収集手数料が2,300円なので、3つになると6,900円…?』
今考えると、切断したうえで全部込みで2,300円だったのかもしれないですが、自治体に確認するのも面倒だったこともあり、どうせ切断するなら燃えるゴミに出せるくらい切断してやらぁ! とパワーで解決する方向に動いてしまいました。
どう切断するか
チェーンソーでもあればぐるぐる巻きにしたウッドカーペットを輪切りにしていけるのですが、手持ちにあるのは貧弱な電動ノコギリです。
200cm以上あるのをぶった切るのも骨が折れるなぁと思ったので、まずはカッターナイフで細かくしていくことにしました。
こう降り畳んで出来た隙間に
カッターナイフを突っ込んでいきます。
ウッドカーペットの裏地を切るわけですが、フェルトなのでわりとすぐに切れます。
全体をある程度切ったら、あとは力任せに引っ張ればブチッと千切れます。
そんな感じで、全体をある程度の大きさでスライスしました。
まだまだ燃えるゴミ袋には入らないので、これらをさらに細かくしていきます。
電動のこぎりである程度の切れ込みを入れたら、
強引にパキッと折ります。
これを繰り返してゴミ袋に入るサイズまで小さくしていきます。
愛用の70リットルゴミ袋であれば、このくらいのサイズであれば入りました。
地域指定のゴミ袋の場合、大体45リットルとかだと思うのでもっと小さくしないといけないですね…
ぶっちゃけ途中で力尽きそうになったのですが、やり始めた手前もう粗大ゴミとして出すこともできず、2日かけてやりきりました。1日じゃぁ無理でした。
さいごに
ウッドカーペットは部屋の雰囲気をガラリと変えられる素敵アイテムですが、設置にも撤去にも莫大なエネルギーが必要です。
正直もう一度敷くかと言われると微妙なところで、和室なら和室の良いところを受け入れる方向で考えるか、どうしても嫌ならもっと撤去が楽なジョイントマットとかにするでしょう。
なんらかの参考になれば幸いです。